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徒然なる日常

田舎の学芸員がいろいろと感じたことを徒然と思い付くままに。

鋳物師の里 五位堂@二上山博物館

展覧会

ブログを作ってみたのはいいけど、なにを書くか思案中。

だったけど、とりあえず見た展示の感想とかから始めてみようと思う。

 

で、一番近い日に行った展示から。

二上山博物館は「旧石器文化を紹介する石の博物館」ということで、なかなか足がむかなかった。

二上山博物館 | 香芝市公式サイト

そんな中、鋳物師の展示をするということで見学に。

香芝市の下田、五位堂は鋳物産業が盛んだったらしく、鋳物師関係の資料が市指定文化財となっている。これまでも展示されていたらしいが、今回は特別展。

 

展示品は鋳型と真継家からの許状が中心。

文書目当に行ったのだけど、文書が少なく少々残念。

しかし、これには理由があり所蔵していた方のお家が火災にあったとのことで、一部焼失してしまったらしい。幸いな事に自治体史編さん時に一部写真を撮っていたということで、それらはパネルに。

鋳型は並ぶと圧巻。鋳物師をこういったモノから考えた事がなかったので興味深い。

下田・五位堂の鋳物師が作成した各地の鐘も紹介されており、各地の資料とつきあわせるといろいろ分かるのだろうかと考えさせられた。

 

内容は興味深かったのだけど、気になったのはパネルの字の大きさ。

情報量を詰め込みすぎて小さくて読みづらい。

ここだけに限らず、よく見られるのだけど長々と説明しても観覧者はなかなか読まない。できるだけ字数を少なく、ポイントを抑えた文章がいると思う。

 

まあ、これを抜きにしてもいい展示だったと思う。

せっかくなので常設も見たのだけど、香芝市の歴史年表は近世以降スカスカであった。

「旧石器文化」の博物館に求めるものではないだろうけど、気になったところである。